WrapClock

登壇者のためのステージタイマー設置ガイド

ステージタイマーは、登壇者が話しながら見られるカウントダウン画面です。設定は10分で終わりますが、置き場所には少し工夫が必要です。

ステージタイマーとは

ステージタイマー(スピーチタイマーやプレゼンタイマーとも呼ばれます)は、ステージ上の人に持ち時間があとどれだけ残っているかを示す時計です。通常はカウントダウン式で、終了が近づくと色が変わり、主催者からの短いメッセージを表示できます。音響・映像スタッフは、ステージに向けた画面を返しモニターやコンフィデンスモニターと呼ぶことがよくあります。そこに表示するのは、発表者のスライドとメモ、タイマー、またはその両方です。

考え方はシンプルです。時間が見える登壇者は自分で時間を管理できるので、主催者が会場の脇から合図を送る必要がありません。

どの画面を使うか

Webブラウザが使える端末なら、どれでもタイマー画面になります。大切なのは、画面の大きさと置き場所です。

  • ステージに向けたテレビやモニター。カンファレンスで最もよく使われる方法です。ステージ前方の床に上向きに傾けて置くか、片側のスタンドに設置します。登壇者は聴衆を見ながら確認できます。
  • 演台のタブレットやノートパソコン。小さな会場や、演台から動かない登壇者には最も手軽な方法です。追加の費用はかかりませんが、ステージを歩き回る登壇者には小さすぎます。
  • 会場後方の画面。大きな会場では、後方の壁に画面を置くと、登壇者は下を向かずに時間を確認できます。聴衆の気が散らないように注意しましょう。
  • メインのプロジェクター。大型スクリーンにタイマーを映すと、聴衆にも見えます。全員が制限時間を知っているピッチコンテスト、ハッカソン、ワークショップに向いています。基調講演では、たいてい気が散る原因になります。

どこに置くか

登壇者が立つ位置に立って、聴衆のほうを見てください。タイマーはその視界の中か、ちらっと目をやれば見える位置に置きます。登壇者が首を回したり後ろを振り返ったりしなければならないと、確認しなくなってしまいます。

次に、登壇者が移動しうる最も遠い位置まで歩き、数字がまだ楽に読めるかを確認します。大きいほど読みやすくなります。ステージタイマーは、文と文の間のほんの一瞬で読まれるものです。

WrapClockでの設定方法

  1. イベントを作成し、タイムテーブルを追加します。登壇者を1人ずつ追加するか、ExcelやWordからタイムテーブル全体を貼り付けます。登壇者ごとに1行ずつ、分数を行の先頭か末尾に入れます。
  2. 登壇者用画面の設定を選びます。画面の言語、終了の何分前に黄色に変わるか、次の登壇者と現在時刻を表示するかどうかを設定します。
  3. ステージの端末で登壇者用画面を開きます。イベントごとに専用の画面リンクがあります。ステージ脇の端末のブラウザでリンクを開き、画面をクリックするかFキーを押して全画面表示にします。その端末でログインする必要はありません。
  4. ノートパソコンから操作します。スペースキーで開始と一時停止、矢印キーで次または前の登壇者に移動します。現在の登壇者の持ち時間を1分延長・短縮したり、登壇者用画面にメッセージを送ったりできます。
  5. 試しに動かしてみます。1分のテスト項目を追加して開始し、画面が黄色、そして赤に変わるのを確認します。ステージから画面が見えるかを確かめる、最も手早い方法です。

開場前のチェックリスト

  • ステージの端末は、バッテリーではなく電源に接続済み。
  • その端末のスリープ、スクリーンセーバー、通知はオフに設定済み。
  • 登壇者用画面は全画面表示で、明るさも高めに設定済み。
  • 端末は会場のWi-Fiに接続済み。
  • 1台目が故障したときのために、2台目の端末で画面リンクを用意済み。
  • 司会者と登壇者に、黄色と赤の意味を共有済み。

インターネットが切れたらどうなるか

WrapClockでは、カウントダウンは登壇者用画面側で動いています。会場のWi-Fiが切れても画面はカウントを続け、オフラインであることを示す小さな表示が出ます。操作画面にも警告が表示され、接続が戻るまで操作は送信されないため、次の登壇者に移る前に接続の回復を待ってください。会場のネットワークが不安定な場合は、ノートパソコンをスマートフォンのテザリングにつなげば、操作を続けられます。